コラム№37 脳は否定形を認識しない
人間の脳は『〇〇してはいけない』というと「いけない」を認識しなくてその前の〇〇を認識してしまうそうです。
子どもたちに『廊下は走らない!!』と言っても、『廊下』『走る』が残って『走らない』は認識しないそうです。脳科学でわかっていること。
なので、伝えるなら『廊下はゆっくり歩こう』がずっと効き目があるそうですよ。とくにASDのお子さんには効果的です。
具体的にどうしたらいいかがわかるからなのです。
たとえば、『それはよくない』と言われても、『なにがどうしてよくないの?』と疑問に思うのです。
それよりも具体的に『そうするより、これが良いことなんだよ』と教えてあげるほうがずっと親切ですね。
応用してみてね。