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シリーズ ハラスメント防止対策6
今回は同調性バイアスと正常性バイアス
よくある質問で「同調=相手に合わせる」ことを「共感」と誤って思っている人がいるのですが、ちがうんですね。同調と同感もちがいます。
「同調」は本来の自分の見解と異なっていたとしても、相手や集団や組織に合わせて自らの行動や意見を変えてしまう現象のことを指しています。
たとえば『自分は不本意なんだけど社長が言うから仕方なく従ったよ』なんていうのも「同調した」ことになります。
このように組織の中ではやむを得ず同調してしまうことがあります。さらに同調圧力という言葉があるようにタテの関係による圧力です。「従わないならどうなってもしらないぞ!」と声に出さずとも無言の圧力もありますね。
そうなると言われた方は「脅威」として感じ取り、恐れから従わざるを得なくなることもあります。ただこのような態度で会社を運営しようとしても行き詰まることは必至です。人は脅威から身を守る防衛本能がありますからやがて離れていくでしょう。
そして、自分の考えが「絶対正しい」という思い込みや「このくらい平気、ぜんぜん大丈夫」という思い込みにもリスクがあります。どんなリスクでしょうか?
防ぐにはどうしたらいいでしょうか?
つづきは動画でご覧ください。