コラム№41 1月~2月は受験月 教育し過ぎてしまう親

投稿日:2025.1.21

コラム№41

教育し過ぎてしまう親

毎年1月~2月は受験シーズン、最近では推薦入学が増え、一時期より過激ではなくなったものの、まだまだ受験に勝つことだけに熱くなり過ぎてしまう親がいます。

〝教育熱心″とは少し異なる「親のエゴ」や「親の価値観の押し付け」だったりして、それが本当にその子どもの人生によいものなのか?もっとだいじにすることは何か?を考えてみましょう。

それでは見ていきましょう

 

熱心過ぎてしまう3つのタイプ

A. 子どもを自分の作品のように感じてしまうタイプ

お母さん自身の達成意欲・自己効力感が強くとても自信があるんですね~ だから、自分の子どもも同じように扱ってしまうのです。自分がされたように叱咤激励してしまう。こうすればうまくいく!という自信がありますから自分のやり方を変えません。しかし親子でも生まれ持つ気質はちがいます。そこにリスクがあります。

B. 親戚や家族(きょうだい)と比べてしまうタイプ

競争心 優劣 上下意識、ライバル意識が強いタイプです。こちらも叱咤激励してハッパをかけてしまう。他者との比較の中で生きていますから子どもの人生を自分の人生と勘違いしています。自分もそうされてきたのでしょう。しかし、子どもの気質によってはプレッシャーとなりストレスが多大になります。また他者に対するやさしさ、思いやりが育ちにくくなります。

C. 環境に巻き込まれて不安になるタイプ

今やらないとダメ、遅れてしまったらどうしよう・・・このタイプは焦りですね。焦りと不安が強いタイプです。 不安から妄想が広がり自分の焦りを子どもにぶつけてしまいます。自分の焦りを落ち着かせたいがために子どもを急がせて焦らせて勉強をさせて自分が安心したいのです。

 

3つのタイプの課題、問題点は?

誰の人生なの?ということです。自他の分離、課題の分離ができていないところに問題があります。

子どもの創造力・共感力・意思決定力・主体性・自主性・自律性などが育たなく削がれてしまう可能性があります。これ、すごくだいじです。おとなになって精神も経済も自立していく上で欠かせないだいじなものですからね。

それは「やらされている感」があると人間は意欲を失くします。勉強が嫌いになります。

ダメ出し」されると、自己否定感が強まる。「どうせやってもダメなんでしょ」なんて思ってしまいます。

なにがよくないか? それは子どもに考える時間を与えていないことです。

どうしたらいいのでしょうか?

つづきは動画で

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教育し過ぎてしまう親

カテゴリー:コラム

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