コラム№32
共稼ぎ夫婦 なぜか、休日になるとケンカしてしまう
いよいよゴールデンウィーク突入!みなさんはいかがお過ごしですか?
もうどこかにお出かけしていますか?今年は中3日休むと10連休ですね。 楽しいはずの休日が悲惨なものになってしまう、なんてケースがありませんか?
普段はあまり揉めることはないのに、休日になるとなぜかぶつかる、ケンカになってしまう、そういうご相談のケースがよくみられます。
いっしょに過ごさねば
その裏には「休日くらいいっしょに過ごさねば、行動しなければいけないのではないか」という観念的な思いに囚われていることがあります。これには夫婦のあり方にも関係していますね。自分だけ好き勝手にしてはいけないんじゃないか、とか、考えながらも本当は休日くらい自由に使いたい、と思っている人も多いですね。
近年は共働きでも、「勤め人」ではなく女性の起業家が増え、妻が事業主!社長!というご夫婦も多くみられます。そうした場合、事業主としての企業間、取引先とのおつき合いもありますから、ますます休日に夫と、家族と、というわけにいかないケースも増えていると思います。仕事は家族のためでもありながら行っているのに、夫から『なんで休日に行く必要があるのか』と責められたらたまりませんね。
改善には
やはり、話し合いによるコミュニケーションの重要性を感じます。コミュニケーションは私の提唱するアサーションです。夫婦でもお互いの気持ちを尊重し、相手にも自分にもよいコミュニケーションをとっていきます。そのために、まず初めに「囚われからの解放」をすることです。
解放する思い込みは、夫婦だからいっしょに行動するべきという観念です。もちろん、二人がそうしたいときはそれで大いに結構なのです。二人が二人とも良ければそれに越したことはありません。いちばんの円満ですが、あくまでそうでなかった場合を言っています。
ポイントは
信頼があれば、ずっといっしょに行動しなくても大丈夫なのです。もし、どちらかが「いっしょにいないと不安だ」という強い不安を感じるようならカウンセラーなど専門家を頼ってください。
お互い信頼の上で、いっしょに行動できるときはして、そうでないときは短い時間でも共有できる共同作業をおこない絆を深めていただきたいと思います。
さまざまなこころの葛藤を整理してお互いの気持ちを尊重し合いながら良い関係を築いていってほしいと私は思います。
⇩この動画が少しでも参考になれば幸いです。 #夫婦 #夫婦げんか #カウンセリング #コミュニケーション
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