コラム№39
さよなら2024年 みんなに感謝 ありがとう
今年サイトに訪問いただいたみなさまへ
感謝の気持ちを込めて愛を届けます。
今年の当協会の活動はハラスメントに関するリアルな講演をたくさんご依頼いただきました。
やはり課題は、ハラスメントの行為者(する人)の自覚がないということでしょうか。
無自覚のまま、良かれと思って相手に暴言を吐いていることが見受けられます。
ハラスメントの中でも「モラルハラスメント」「ロジカルハラスメント」といったものは、外からわかりにくく密室の中で繰り広げられることがあります。
言葉による暴力なのでカラダに直接ダメージはないものの、受けた相手は多大なストレスを感じこころに深い傷を負います。精神疾患を患うことがあります。
多くの心理系の仕事に就くものも、いったいどうしたら行為者に気づいてもらえるか、自己改善を促せることができるか?と思案しております。
学校、会社、家庭、趣味の団体、コミュニティ、あらゆる組織の中に、いじめ、嫌がらせ、ハラスメントの行為者は現れます。
誰も加害者にも被害者にもさせない社会をつくるにはどうしたらいいのでしょうか?
私が考えるには、幼少期からの「他者へのおもいやり」を伝えていく教えが必須なのではないかと思います。
ただ、それを両親に任せることは困難です。こどもの親である両親も教わっていないからです。
本来は国、政府が税金を投入してしかるべきマニュアルを全国の小中学校へ必須科目として提供することが望ましいのですが、まだまだそこまでいきません。
当協会にできることは、対人コミュニケーションの基礎を知った「かかわり愛サポーター」を増やし、全国で親や子のコミュニケーションサポーターとして活躍していただくことだと考えております。
初級講座にはぜひみなさまのご参加をお待ちしております。
それでは、良いお年をお迎えください。
きくちみよこ